クラウドPBXで1台のスマホで複数番号を、1つの番号を複数スマホで利用する方法

1台のスマホで複数の番号を、1つの番号を複数台のスマホで発着信可能に。

クラウドPBXで1つのスマホで複数番号発着信

クラウドPBXの大きなメリットのひとつは、「スマホで会社番号をどこでも使える」という点です。 ただし、サービスやアプリによっては「1台のスマホにつき1番号しか使えない」ものもあります。

例えば営業担当者であれば、自分専用の番号のほかに、部署の共有番号や会社の代表番号など、複数の番号を1台のスマホで管理したい場面がありますよね。 そんな時に1番号しか利用できなかったら、正直不便です。

そこでおすすめなのが、ネコール×PBX×Groundwireの組み合わせです。 Groundwireというアプリを使えば、1台のスマホで複数の番号を同時に扱うことが可能になります。 このアプリは買い切りで約1,200円。電話機1台買うと思えば非常にリーズナブルですし、着信転送などの操作もボタン一つで簡単です。

たとえば5人のチームでの利用例

  • 5人それぞれが個人の050番号を持つ
  • チームで共有する03番号が1つある
  • 03番号に着信があると、全員のスマホが一斉に鳴る
  • 全員が03番号での発信も可能
  • もちろん050番号でも個別に発着信できる

こうした運用は、各メンバーが別々の場所にいても問題ありません。 「誰がどんな電話応対をしたのか不安…」「言った・言わないで揉めたくない…」という心配もありますよね? そこで、全ての通話に通話録音を設定することも可能です。

今まで使っていた会社番号は使える?

はい、使えます。2025年から始まった双方向番号ポータビリティにより、今お使いの固定電話番号をそのままクラウドPBXで利用できるようになりました。

これにより、従来は必要だったゲートウェイ機器も不要となり、現在の番号を変更せずにクラウドPBXへスムーズに移行できます。

費用はどのくらいかかるの?

以下は、5人チームで代表番号1つ、個人番号5つ、全通話録音を利用する場合の費用例です。 (CTIをBluebeanを利用の場合)

初期費用

  • 回線初期費用:3,000円 × 1回線 = 3,000円
  • 番号初期費用:100円 × 6番号 = 600円
  • チャンネル初期費用:1,200円 × 3ch = 3,600円
  • クラウドCTI初期費用:5,000円 × 3ライセンス = 15,000円

初期費用合計:22,200円

月額費用

  • 回線基本料金:3,000円 × 1回線 = 3,000円
  • 番号利用料金:100円 × 6番号 = 600円
  • チャンネル利用料金:1,200円 × 3ch = 3,600円
  • クラウドCTI利用料金:5,000円 × 3ライセンス = 15,000円

月額費用合計:22,200円

ネコールのクラウド電話回線は通常の電話料金よりもコストが安く、特に携帯への発信通話料金は他社の半額です。
その他、こんなことはできないのか?などご質問がありましたらお気軽にお問合せください。

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