クラウドPBX/CTIは、用途に合わせた選択が重要。高機能CTIブルービーンと、クラウドPBXクラコールの比較。
ブルービーンとクラコール、結局どっちがいい?
電話業務を行う企業にとって、通話システムの選定はコストにも業務効率にも大きく影響します。
なかでもよくご相談をいただくのが、「ブルービーンとクラコール、どちらが自社に合っているのか?」というご質問です。
結論から言えば、どちらにも明確なメリットがあり、利用目的と通話量によって選ぶべきサービスは異なります。
以下にそれぞれの特徴や使い分けのポイントを詳しくご紹介します。
クラコールの特徴:とにかく安く始めたい人に最適
クラコールの大きな魅力は、月額固定費の安さです。特に以下のような方におすすめです。
- 日常的にあまり電話をかけない
- 内線や外線通話は最低限でよい
- 初期費用・月額費用をできるだけ抑えたい
例えば、事務所での電話受けや、軽微な発信だけを行う中小企業・個人事業主にとっては、クラコールは低コストで始められるシンプルな選択肢です。
ブルービーンの特徴:高品質かつ大量発信に強い
一方、ブルービーンは機能の豊富さと高い拡張性が特徴です。弊社ではこれをネコールのクラウド電話回線と組み合わせた「ネコール×ブルービーン」構成で提供しています。
この構成の最大のメリットは、圧倒的な通話単価の安さにあります。
- 携帯電話への発信:8円/分
- NTT回線の一般的な料金(例:16円/分)の半額
営業電話やテレアポなど、1日に何百件と電話をかける会社にとっては、この通話料の差が年間で数十万円〜数百万円のコスト差を生むことも珍しくありません。
ブルービーンの「高機能さ」がコール業務を変える
ブルービーンの魅力は通話料の安さだけではありません。本格的な発信業務やコールセンター業務に必要な高機能をすべて標準搭載しています。
- 通話録音(全通話対応):すべての通話が自動録音され、品質管理やトラブル対応にも活用可能。
- IVR(自動音声ガイダンス):着信時の自動振り分けも可能。例えば「1番は予約、2番は資料請求」など。
- プレディクティブコール(オートコール):架電リストをもとに自動で発信し、相手が出た瞬間にオペレーターに接続。無駄な待機時間をゼロに近づけます。
- 発信IVR:自動音声を用いた発信が可能。選挙時のアンケートや自動営業にも活用できます。
これらの機能により、発信業務が大幅に効率化され、オペレーターあたりの対応件数が飛躍的に向上します。
つまり、通話料金の削減に加え、人件費の削減にも直結するのがブルービーンの強みです。
結論:電話をよく使う会社ならブルービーン一択
単に安いサービスを選ぶのではなく、自社の業務形態に適したツールを選ぶことが、最終的なコスト削減と業務効率の両立につながります。
クラコールは事務利用に最適、
ブルービーンは本格的な発信業務・コールセンター業務に最適です。
比較表
比較項目 | クラコール | ネコール×ブルービーン |
---|---|---|
月額費用 | 安い | やや高め |
通話料金 | NTT相当 | 携帯宛8円/分(50%安) |
録音機能 | なし(オプション) | 全通話自動録音 |
IVR | オプション対応 | 着信・発信ともに標準搭載 |
オートコール | なし | プレディクティブコール搭載 |
適した用途 | 事務・少量通話 | 営業・コールセンター |
ご不明な点がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ご利用状況に合わせて、最適なプラン・構成をご提案いたします。
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