IP電話がつながらない場合の対処法。

インターネットは繋がっているか？

IP電話はインターネット回線を利用して通話をしますので、インターネットが繋がっていないと通話ができません。
パソコンなどでインターネットが繋がるかどうかを確認して、繋がっていない場合はルーターを再起動してみてください。
それでも解消しない場合は、ご契約のプロバイダに連絡をして下さい。インターネットプロバイダの障害や、料金未払いなどでインターネット回線が停止しているかもしれません。有線LANで接続している場合と、スマートフォンのSIMの4GやWi-Fiで接続している場合と、それぞれの対処法を書きましたのでご参照下さい。

• 特定の電話機だけに問題が生じる場合
  →　電話機（PCまたはPCソフトフォン）・LANケーブルが原因であることが多い。
  LANケーブルを交換したり、HUBの差込口を変更したりしても問題が解決できない場合は電話機または設定の不具合の可能性があります。電話機の再起動・初期化・再設定などが必要となります。それでも治らない場合は電話機の交換となります。
  PCソフトフォンをご利用の場合は、ソフトウェアの問題とPC本体の問題の両方が考えられます。当該PCでインターネットに接続できるか、ソフトウェアの再インストール、再設定などを行ってください。
• 特定の島（同一HUBと接続されている端末）だけで問題が生じる場合
  →　HUBやHUBに接続されているLANケーブルが原因であることが多い。
  HUBを交換する、LANケーブルを交換するなどの対応を行ってください。
• 社内全体で生じる場合
  →　ルーター・プロバイダ・インターネット回線が原因である場合が多い。
  まずはルーターを再起動してみて下さい。それでも問題が解消しない場合は、インターネットプロバイダに問い合わせて回線が接続可能な状態にあることを確認してください。ルーターが故障している場合は交換が必要となります。

• 4Gでのデータ通信が可能かどうか？
  データ通信が可能な状態でないとご利用できません。スマホでブラウザを開いて、インターネットに接続できることを確認して下さい。
• 通信制限がかかっていないか？
  通信制限がかかっている状態では、通話品質は著しく低下します。通信制限を解除して下さい。
• Wi-Fiはインターネットが利用可能な状態か？
  Wi-Fi端末とスマホが接続されていたとしても、Wi-Fi端末自体がインターネットが利用できない状態であれば電話も利用できません。Wi-Fi端末がインターネットに接続できていることを確認して下さい。
• アプリの設定でモバイル通信がOFFになっていないか？
  アプリの設定でモバイル通信がOFFになっていて利用できないというケースが稀にあります。常にWi-Fi環境でご利用の場合は問題ありませんが、Wi-Fi環境以外でも利用する場合は、モバイル通信をONにしておきましょう。

電話がつながらない等で最も多い原因が宅内設備の問題です。
主装置やルーターそのものが壊れてしまった場合は交換が必要ですが、再起動することで治る場合も多いです。
もし電話の調子が悪い時はまずルーターと主装置を再起動してみてください。 電話回線（KDDI・三通などのキャリア）側で障害が発生している場合が御座います。
多くの場合キャリアの障害は滅多に起きませんし、数分程度で解消するケースが多くみられます。 電話機（スマホ・PCソフトフォン含む）に設定するアカウントID・パスワードなどの入力が間違っている場合、クラウドPBXに接続できていないため電話を発着信することはできません。 よくあるお問合せとして、ID・パスワード・ドメインなどを設定したのに通話ができないという内容のものがございますが、入力する場所を間違えていたり、小文字のL（l)とIを間違えて入力していたりすることが多いです。アカウント情報はコピー＆ペーストで正確に入力することを推奨いたします。（エクセルなどからのコピー&ペーストの場合は、後ろにスペースがついたりすることがありますのでそこも注意して下さい。）

以上のように、問題が起きた際にはひとつひとつチェックをしてどこが問題なのかを切り分ける必要があります。

追記
FAXが送受信できない時。
FAXや複合機側のモジュラジャックは「LINE」に繋いでください。
TELのところに繋ぐと電話となり、FAXの送受信ができませんのでご注意下さい。